言葉という手綱

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あじさいは色によって花言葉がちがうそうで
赤系のものは「元気な女性」なんだって


わたしは文章を相手にする仕事をしているのだけど
もともと読書家ではないのです
読むスピードは極度におそい
書くのもかなりエネルギーをつかう
えいやこら

文章を仕事であつかうようになったのは
東京での勤めを辞めて地方に暮らしはじめたとき
それまで専門で携わっていた林業の分野で
地方にいてもなんかやりたいなーと
おもってて
たまたまその分野の方に声をかけてもらったから

体力だけは自信があります!
と突きすすんできたわたしにできるのかな
という不安も抱えたまま
飛びこんだ

取材で日本全国いろんな土地に行けるのも
あたらしい人に出会うのもたのしくて
そういう面では自分にむいてると思ったけど
いざ
文章と向きあうのは
産みの苦しみ

作家さんの中には
天から言葉がふってくるという人もいるけれど
わたしにそんなことはもちろんない
毎回
地面に這いつくばって
もがき戦う日々(笑)

それは何年つづけていても全く変わらない
戦いつづけている
でも
なぜかおもしろい

最近は林業にとどまらず
分野をこえていろんな人に会うようになったのだけれど
それがまたおもしろい

取材の前は入念にその未知の世界のことを調べていく
だけど
実際に会って話を聞くと
自分が調べたことなんて
意味がないくらいにちっぽけで
生のお話しは
なーんて発見だらけなんだろう

つい長居して
いろいろと聞きまくって見せてもらって
「弟子入りするんか?」
「メンバーに入りませんか?」
と言われたことも何度か、、、

そんだけおもしろいことを聞かせてもらって
それを文章にして伝えたいと思うからこそ
気合いが入るのも当然で

だって
わたしもさんざん調べていったんだよ
だけど
一般的に調べて分かるようなことなんて
ほんのひと握りで
もっともっと
実際には奥深い世界があって
表面には見えないその人の信念がある
そういう
生ものをフレッシュなまま届けたいと
おもうのであります

そこで
もがくわけです
ぐるぐる
文章に落とし込むまで
わたしが触れた世界が
わたしの内部でぐるぐる
そうして言葉になっては
すこしずつ
わたしの体から出ていく

ずっと
文章は
わたしの専門ではないと
おもっていたし
そう言いつづけているのだけど
最近は
言葉をつづっているおかげで
あたらしくつながる縁もあって
ありがたいと感じつつも
正直いいのかなと
おもったりもする

だけど
気づけば
わたしは言葉と向きあうことを
こんなに真剣にやってきていたんだ
っておもった

すらすらと
言葉を操る技術は
まだまだ
身についていないし
ぜんぜん
伝えるべきものに値する文章が
生み出せていないかもしれないけど
この方向で
進んでいってもいくのも
わたしらしいかもしれない









美しいあじさい&6月のイメージショット!




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by mminorun | 2017-06-29 11:25 | OLYMPUS PEN E-P5 | Comments(0)